まあこです。

尾花優作氏が公開する
「金のレストラン」の問題点についてお伝えします。

「GST」という自動売買ツールを使った稼ぎ方です。

<目次>
「金のレストラン」とは何か?
②毎週20万円の利益を得られない理由
③「金のレストラン」の問題点

④レバレッジ取引のリスクについて


「金のレストラン」とはどんなビジネスか?
「金のレストラン」は、
毎週最低20万円の収入を得られる
と謳う「GST」という自動売買ツールを使った投資案件です。

完全自動、ほったらかしで
誰でも毎週20万円を稼げることを
「100%保証します」
と書かれた誓約書が電子データで公開されていますが、

誓約書は法律用語ではないため、
万が一トラブルになった場合に
必ずしも被害者側に法的効力があるとは限りません。

超即金新型システムGSTは、
無料でダウンロードできると言っていますが、
受け取れるのは「体験版システム」です。

体験版として使用できる期間が終わると、
有料のシステムが販売されます。

このとき体験版と有料版で
得られる利益は同じだと宣伝される
ものが多いですが実際には結果が異なります。

そのため、体験版ではなく、
有料の本番システムを実際に使った
初心者が長期間利益を得られているかを
確認する必要があります。

②毎日7万円の利益を得られない理由
初回動画では、
「毎週20万円を得られる」
という表現が使われています。

誤解してしまいがちですが、
「収入(お金を受け取れる)」
という言葉は厳密には必ずしも
「利益を得られる」
という意味で使われていません。

例えば投資で
20万円勝てたとしても、
50万円負ければ、
「利益」は、30万円の赤字です。

つまり、この場合、
30万円分の損をしていることになります。

そのため、20万円が、
「利益」であるかどうかを
詳しく確認する必要があります。

たくさんの投資未経験の初心者が、
長期間ずっと利益を出し続けている
かどうかを調べていくことが大切です。

③「金のレストラン」の問題点
・運用期間および詳しいお金の動きが確認できない。
初回動画を視聴したところ、
証拠金5万円から始められる
と言っています。

ランディングページに示された
アプリの実績画像には、
資産合計2,500万円、330万円
5,700万円などと表示されているため、

5万円の初期投資だけで、
数千万円以上の利益を出せる
と思い込んでしまいそうです。

金(ゴールド)投資には、
数ヶ月以上の長期スパンで、
現物を買ったり売ったりすることで
利益を得られる方法があります。

金のレストランは現物投資ではなく、
「差金決済取引」という取引です。

差金決済取引とは、
決済を行うことが前提の取引で、
売買の対象となる資産の受渡しは行わず、
取引により生じた損益のみの受渡しを口座内で行う取引です。


ちなみにFX取引も差金決済取引の一種です。

FX取引に例えると、

ドルやユーロなどの外貨の取引ですが、
実際にドルやユーロの受渡は行うことはありません。

取引によって生じた損益金額のみを
口座内の証拠金によって調整されるため

利益が出たら、証拠金に加算されます。

損失が出たら、証拠金から減算されます。


そのため差金決済取引の
詳しいお金の動きが示されなければ、
健全な投資内容で得られた利益
と言えるかが十分に判断できないのです。

・利益を出している実践者は何名なのか?
・投資金はいくらだったのか?
・いつ、何回、取引をして、
・どのくらいの期間ツールを使って、
・どんなお金の増減があり、
・毎月いくらの利益に至っているのか?
・含み損は出ていないか?
・途中で資金を追加していないか?

これらの情報を、
もっと細かく確認する必要があります。

④レバレッジ取引のリスクについて
レバレッジとは、
簡単にいうとお金を借りた取引です。

日本の金融市場なら、
担保となる証拠金の最大25倍の金額を
取引することができます。

10倍のレバレッジを使えば
10万円の10倍、つまり100万円分の取引を行うことができます。

担保となる保証金の
最大25倍の金額を取引できることが、
レバレッジの大きな特徴です。

例えば1ドル=100円のとき、
10万円の保証金で、
10,000ドルの取引をすると
10倍のレバレッジで取引できることになります。

このとき100円でドルを買い、
110円でドルを売れば
100,000円(差額10円×10,000ドル)の利益です。


上記と同じ条件で、
5,000ドルの取引をすると、
レバレッジは5倍になり
50,000円(差額10円×5,000ドル)の利益です。

つまり、レバレッジが高いほど、
一度に得られる利益も大きくなります。


レバレッジは、
取引が成功すれば大きな利益を期待できますが、
失敗したときは大きな損失を出す可能性があります。

例えば、レバレッジをかけて
10万円の利益を出せる可能性はありますが、

取引に失敗したときは、
10万円の損失を出す可能性もあります。

そのため、
レバレッジは高くせずに、
損切りや資金管理などに気を付けて取引する必要があります。


【取引例】
保証金10万円、1ドル=100円、
1ロットあたりの必要保証金額4,000円、
買いポジションでエントリーした場合

 ↓

5,000通貨(5ロット)の取引では、
必要保証金は2万円(4,000円×5ロット)。
レバレッジは5倍になります。

保証金が2万円を切ると証券会社から
ロスカットされる可能性が高いです。

したがって、
保証金10万円から2万円を引いた、
8万円分の損失まではロスカットに耐えることができます。

同様に、
10,000通貨(10ロット)の取引なら、
レバレッジ10倍となり、
価格が1円増減すれば、
1万円の損益となります。

20,000通貨(20ロット)の取引なら、
レバレッジ20倍となり、
価格が1円増減すれば、
2万円もの損益となります。

このシミュレーションから、
レバレッジ5倍、10倍などの取引であれば、
急な価格変動によるロスカットのリスクを避けやすいことがお分かりいただけると思います。

レバレッジ20倍以上の取引は、
うまくいけば利益は大きいですが、
失敗すれば、ロスカットまでのスピードも早いです。


そのため、
取引に慣れていないFX初心者の方は、
高くてもレバレッジ5~10倍に収まるよう、
保証金と取引数量を調整することが大切です。

実績を確認する上では、

◎いくらの投資金で始めて
◎いつからいつまでの期間に、
◎どんなお金の動きで、
(エントリー時のレート、決済時のレート)
◎レバレッジ何倍の取引だったのか。
◎取引通貨量(何通貨での取引か)
◎毎月ずっと利益が続いているか?
◎資金を追加していないか?

これらを確認することで、
サイン配信ツールの投資内容が
優れているかどうかを判断できます。

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